伝統工芸士　由水十久　お太鼓柄袋帯「舞」

本加賀友禅の代表的な作家・初代　由水十久（ゆうすいとく）の「舞」と名付けられた作品です。
一般的に、草花模様が中心の加賀友禅の中で、初代　由水十久は、模様として最も扱いにくい題材とされる人物画を好み、特に童（わらべ）を題材に独特の図案で多くの人たちを魅了しています。その作品は日本のみならず、海外からも高い評価を得ています。手先の奥まで柄付け(8番目画像)された上等品です。
お気に入りの帯ですが、着物・帯ともに数が増えたため、経年自宅保管品にご理解いただける方にお譲りします。

こちらは、作り帯に仕立てています。
柄出しを気にしないので、たいへん楽です。帯も傷まず、着付け時間も短縮できます。仕立ては都内の老舗呉服店に依頼していますが、専門の帯士さんの丁寧な仕上がりにとても満足しています。
コロナ渦で整理をすすめ、着付け師さんに依頼しないで一人で着られそうな着物の帯は、ほとんど作り帯に加工しました。

付け方はYouTubeでも詳しく紹介されています。
①【作り帯】5分で簡単に完成する作り帯の結び方を実演！｜石田節子流着付け教室
②【付け帯の締め方第一弾】お太鼓の大きさを自分で調整するやり方作り帯軽装帯最高級洗える着物きもの英

①で紹介されている付け方に似ていますが、「ひっかけ金具」は背骨にあたって邪魔なので、付けていません。
②で紹介されている「ハンドタオルをぐるぐる巻いて作った帯受け」法
を利用しています。
いままで作り帯をご利用したことのない人にも、この機会にぜひお薦めします。

ご購入前に、プロフをお読みください。