アラビア/カレワラ出版150周年記念/1985年プレート

フィンランドの民族叙事詩、kalevala/カレワラ

フィンランドでは2月28日がカレワラの日だそうで、カレワラは1835年旧版、1849年には新版が出版され、フィンランドの方々に浸透している文学だそうです。

こちらは、その民族叙事詩カレワラをRaijiaUosikkinen/ライヤ・ウオシッキネンがデザインした1985年の記念プレートです。
1976年から1999年までイヤープレートとしてアラビアが製造した24枚に加え、こちらの旧版出版から150年経った記念プレートが大きいサイズで製造されました。

この記念プレートは最後の場面が描かれています。1999年の小さいサイズの最後の場面は、こちらの絵柄を凝縮したものになっています。
生まれた時からおじいさんだった主人公のワイナミョイネンが白樺で作ったカンテレという楽器を演奏している姿と、様々な人々、様々な動物がその演奏を聞きながら訪れた平和を喜んでいる様子が描かれています。

1976年の最初のプレート、1988年の窯の故障、また1990年代のフィンランドの不況で生産数が少なくプレートは価値が高くなっています。その中でも、特にこちらの記念プレート、初年度1976年、1993年の母の日のためのプレート、最後の場面1999年のプレートは価値の高いものになっているようです。

【デザイン】RaijiaUosikkinen(1923-2004)
【製造年代】1985年
【製造工場】Arabia
【サイズ】直径縦横ともに約26cm//高さ約2.5cm
【コンディション】ダメージがなく良好なコンディションです。

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