TEAC　１３３

カセットデッキにおいてドラゴン、ZX9同等の最上級の音質と思われます。どうしてもナカミチは再生専用になり、CR70なら録音専用になります。この１３３は録音専用マスターデッキとして使用しています。他録音向きなのがZ5000,999X,F91,FF80、AIWA9000等になりますが、明瞭で色合いも濃く、Z5000まで濃くはなく表現が澄んでおり緻密で一音一音がくっきりとして鮮明で繊細、録音機としては最上級と思います。勿論、再生音はデジタル機器では味わえない最高の音場表現が可能です。
TEACの名機はこれだけか、と思う方もおられると思いますので、ＴＥＡＣの他の知る限りの名機製品を列挙しましたので表を参照してください。
　最近はこれらの製品には意思のようなものがあり、その運を尊重しなければならないとさえ感じます。まあ、結構な歳ですが中二病の一種かなと思われます。
それで、ごり押しで擬人化すると、エレベーターガールかなと、ガールかどうかは知りませんがイメージ的には、今は殆ど見られない専門職のエレガントで機能的、少々、メカニック的な魅力があり、理解不能なミステリアスな性質がありかなりの専門要素を含みます。蓋を開けてみるとこれまたややこしく、再生と録音だけなのになんでこんなに配線が必要なのだろうとスパゲッティの山盛り状態になっております。これで音質が曇らず、この数十年劣化せずに美しい最上級の音場を表現するのが謎です。ミステリーな超大作、歴史の言葉がついてもおかしくない名機です。
結局のところ、お化けを見たいかどうかと言う事につきますね。磁気テープの音質を洗練された銘機器で聞いた事のない人にはそれと同等くらいの衝撃は受けると思います。